TEAM

目指すゴールを共有し、各自がその得意分野を生かしながら考え、動く。そこに欠かせないのは、プロ意識とチームワーク。
良い〝チーム〟が生まれるために必要なこととは?営業・クリエイティブ・メディアの3人に仕事への思いを語ってもらいました。

PROFILE

  • 北九州支社/営業 岡部 一樹

    北九州支社/営業

    岡部 一樹

  • 北九州支社/営業 岡部 一樹

    本社/クリエイティブ部

    石川 航治

  • 北九州支社/営業 岡部 一樹

    本社/メディア推進部

    松永 達憲

最初に、自分の所属部署とその業務について教えてください。

岡部:

北九州支社で営業に携わっています。仕事は主に北九州市役所やその関連団体、市内企業を中心に広告の提案を行っていますが、それ以外にも市外の企業へ提案を行なうこともあります。

石川:

私は本社のクリエイティブ部でディレクター兼デザイナーとして働いています。案件によって様々な外部のスタッフとチームを組み、クリエイティブワーク全般に取り組んでいます。

松永:

本社のメディア推進部という部署で働いています。大きく言うと世の中にある広告枠を買いつける仕事で、新聞をはじめとする紙媒体やテレビなどのメディアバイイングの他にも、Web広告の管理・運用などを行なっています。

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他部署と連携して取り組む業務も少なくないと思いますが、
そのような時にはどういったことを意識していますか?

岡部:

クライアントから仕事の相談をいただいた時に、他の部署にそのまま情報を展開するだけではなく、自分なりの営業としてのフィルターを通して、企画の方向性やメディア、社内チームのスタッフィングについてある程度青写真を描いた上で、仕事を進めるようにしています。各部署には専門的な知識・経験のある社員がいるので、自分の描いた青写真と各メンバーとの意見をすり合わせながら提案する内容を創り上げていくイメージでしょうか。
やはり、私のような営業がクライアントの思いを一番近くでくみ取れる立場にいるので、ヒヤリングによる情報収集はとても大切だと思っています。私の話す言葉や持っている情報が企画やメディアの方向性を決めることになります。だからこそチームの力を最大化できるように意識していますね。

石川:

自分が意識していることは、この仕事を始めた頃から変わらないことなんですけど、いつも自分の持てる100%のチカラで仕事に応えたいと考えています。私の仕事は常に、クライアントの思いや担当営業の努力、そして広告を見る人の期待を背負っていると思っています。だからこそ、最低でも100%、さらにプラスアルファのアイデアで見る人の期待を超えるものをつくることができれば最高だと思います。そのためには「聞く」ということを大切にしています。打ち合わせの時は営業の話をしっかりと聞いた上で、お互いの意見をキャッチボールしながらディスカッションする中でアイデアの切り口を探っていくことを心がけています。

松永:

私の場合は仕事の初動スピードを意識して業務に取り組んでいます。まずは聞いた情報を元に自分なりの考えをおおまかに早い段階でチームのメンバーに示して、それを元にチーム内で意見を出し合いながらプランを組み上げていくイメージですね。
自分の考えだけで判断するのではなく、立場の違う営業や企画の考えも聞きながら、広告をターゲットに届かせるための最良のメディアプランをつくっていく。様々な立場の人の意見や視点を参考にしながら軌道修正を重ねつつ、最終的にクライアントに提案する段階で100%、120%の内容に仕上げていくことを目指しています。

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部署を越えてチームでやる仕事の面白さ、難しさについてはどのように感じていますか?

岡部:

チームでやる仕事は、むしろ面白さしか感じませんね。営業としての視点、私個人としての視点にはないものに出会うのはやっぱり面白い。クリエイティブやメディアの部署の人と話をすると、私が思いつかないアイデアが出て来る。それはそれぞれの部署で積み上げてきた経験値なり、ノウハウがすごく関係していると思うのですが、そこで自分の考えを大きく広げてくれるようなアイデアが出て来るのは面白いですね。そこが、チームでやる仕事の大きな魅力だと思っています。

石川:

私は、アイデアはまったくのゼロから生まれるのではなく、すでにあるものが掛け合わさった時に生まれるものだと思っています。だから、チームでやる面白さもそこにあって、みんなのアイデアが合わさって1人では考えつかなかった強いアイデアが生まれる。そこがチームでやる仕事の醍醐味ですよね。

岡部:

本当にそうですよね。私たちの仕事はクライアントの期待以上の提案をするということですから、そういった意味ではいろんな人の意見が掛け合わさって、掛け算のようにアイデアが生まれる瞬間というのはとてもワクワクするし、チームで仕事をやりたいなという動機付けにもなっていますね。
だからこそ、みんなが自由に意見を言い合える環境がとても大切だと思います。

松永:

チームでやるにはもちろん大変なこともありますけど。だけど、それぞれの役割の中で、チームの一員として力を出しきって仕事を獲得した後に、みんなで飲むビールは最高にうまいですよ!(笑)。

岡部:

あえて難しい点を上げるとすれば、チームのスケジュール管理でしょうか。みんなの力が発揮できるように、営業としてスケジュール管理には気を配っています。

石川:

私はディレクターとしての経験がまだ浅い方なので、一緒にチームを組む社外のメンバーを、引っ張っていく難しさを感じることもあります。どうやってチームのメンバーを本気にさせるか、そこはとても気にしていますね。

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チームで取り組んだ仕事の中で、心に残っているエピソードがあれば教えてください。

岡部:

私は、15年ほど前にやった仕事なんですけど、初めて獲得できた北九州市の市政番組のプレゼンですね。番組の内容と放送枠は決まっていたので、どの広告会社も代わり映えしない提案になってしまうのではないか、何か他社と差をつけて勝てる提案はないだろうかと考えていました。
メディアの部署の担当者に相談したところ、すぐにテレビ局の担当者と交渉してくれて他社とは異なるアナウンサーを起用することができました。番組にもふさわしいアナウンサーだったので、プレゼンでは自信を持って提案できました。
この提案は本当にギリギリのタイミングだったのですが、同じ目標に向かってチームが連携し、何としても獲りたい!という共通の思いがあったから勝ちとることができた案件だと思っています。

石川:

私は今の部署に異動してきた当初はディレクターになったばかりで、チームをまとめてディレクションをするという役割がこなせていませんでした。
仕事もスムーズに運ばず、周りのいらだちが伝わってきて正直ちょっとしんどかったですね。でも、心配した上司がサポートしてくれて少しずつやるべきことが分かってきたと言うか。あの経験があったからこそ、チームの中でディレクターとして成長できるきっかけが掴めました。人間としても強くなることができたと思っています。

岡部:

クライアントからすれば、私たちの仕事は専門性を期待されていますからね。そういう意味では社員一人ひとりが会社を背負っていますよね。

松永:

私も営業からメディア推進部に異動して間もない頃、仕事の要領がつかめず「まだ異動して来たばかりなので…」なんて言い訳していると「いやいや、クライアントにはそんなこと関係ないし、それはちょっと違うよね。」と岡部さんに言われてハッとしたことがありました。あの時の体験があったからこそ、成長できたというか。だから実際に僕が立てたメディアプランでプレゼンが獲れた時はうれしかったですね。

岡部:

私は獲れなかったプレゼンも記憶に残っていて。ああ、あんなふうにやっておけば、もっとチームの力になれたのにと思うこともありました。その失敗も、今後のチームの中の自分の役割として、生かしていきたいですね。

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チームや個人としての、今後の目標を教えてください。

岡部:

私は今、管理職という立場なんですけど、チームに入って来た若い人も意見しやすいような環境というのは、これからも大切にしていきたいですね。その風通しの良さが若い人を育てたり、チームでやる仕事の面白さにもつながっていくのだと思います。
個人の目標としては、誰もが知っている〝あの広告〟をやることですね。

松永:

私も一緒ですね。やはり広告という仕事をしているなら誰しもがそう思うことですよね。

岡部:

それは決して全国規模の広告ということではなくて、誰かの記憶に残る広告という事なんですよね。
例えばYouTubeで何百万回再生されたりして一時的に盛り上がったりするけれど、何年か経つと忘れられているような広告ではなくて、本当に誰かの心に残る広告というのをやってみたいですね。

松永:

私の部署の立場で言うと、メディアも多様化していてターゲットをとらえるのが難しくなっています。世の中に広告が溢れている中でいかに自分たちの広告を届けるか、手法も複雑化してきているので日々勉強ですね。チーム内で自分の役割を果たすためにもそういう意識は欠かせないと感じています。

岡部:

確かに良い広告をつくっても届かないと意味がないですもんね。

石川:

私は個人的には現役である以上、常に成長し続けることが目標です。
入社以来、出会った上司や同僚、外部のスタッフの中には憧れる人がたくさんいて、1日でも早く同じレベルに追いつき、超えていきたいと思いながら仕事に取り組んでいます。

岡部:

この業界には若いクリエイターもたくさんいますから、そういう人たちの考え方を見て自分も学ぶことがあれば積極的に吸収して、常に成長していくことにこだわっていきたいですね。

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最後に、広告の仕事の魅力について教えてください。

松永:

ありきたりかもしれないですが、自分が携わった広告が世の中に出て、世の中の誰かに知ってもらった時が大きな喜びですね。誰かに伝わったな、ということが自分に伝わったときがやっぱり一番うれしいですね。その他にもチームで仕事をしている中で「君がいてくれたからこの仕事が獲れた」と言われるとすごくうれしいし、やりがいはすごくありますね。

石川:

広告やデザインってこれが正解というものがなくて、正解がないからこそ難しいし、逆に面白いと感じます。時代の流れと共に広告のつくり方や伝え方はこれからも変わっていくんでしょうけど、広告を見た人の生活が豊かになって欲しいという広告本来の目的は少しも変わっていない。そこが広告の魅力ですね。

岡部:

私が思うのは、単純にオモシロイところ(笑)。広告づくりは最初は何もカタチが無いところから始まって、チームみんなで設計図から組み立てていく。その過程の中で自分が想像していたものとはまったく違うアイデアが出てきたりして徐々にカタチになっていく。みんなでブレーンストーミングをやりながら役職や部署も関係なくワイワイやってつくった広告をプレゼンして、採用されれば最終的に完成したものが世に出ていきます。こんな仕事って他の業界にはなかなかないと思いますね。その過程もゴールも、ワクワクするほど面白い。一度ハマったらやめられなくなります(笑)。

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